彼岸花

 彼岸花を見つけました。

不思議な花です。いつもこの時期になると、決まって同じ場所に知らない間に咲きます。「暑さ寒さも彼岸まで」 季節を感じさせる花ですね。



 彼岸とは亡き人の霊を敬い墓参りをする行事です。春分(秋分)の日の前3日と後3日の7日間(春・秋分の日も含む)を彼岸といい、春と秋の彼岸があります。煩悩や迷いや悩みの多いこの娑婆世界をこちら側の岸「此岸(しがん)」と言うのに対して、極楽浄土の世界を、向う側の岸「彼岸 (ひがん、かのきし)」と言います。


 彼岸が春分・秋分の日を中心としているのは、極楽浄土が西方十万億土の彼方にあるから。太陽が真西に沈む彼岸は極楽浄土の方角がはっきりわかるから「彼岸」に法要が営まれるようになったらしいです。

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